昨年の大震災からもうすぐ1年が経ちます。
それ以降も台風や大雪などこの1年は大災害が多かったと思われます。
災害復旧において重要なのが、職人の存在です。
当研究会は職人を抱えた専門工事業が中心に集まったグループです。
今、全国的に職人の手が足らないとのことで、大変な状況になっています。
その背景には色んな事があります。
例えば、激しい価格競争により職人の賃金が下がり、保険の未加入などの
問題も上がってきています。
それにより、職人になろうとする若手が減少し、技術・技能の伝承が
行いにくくなっています。
しかし、本当に安心・安全の建物を建てようと思ったら、職人の力なくしては
建てられません。
これから震災復興が進むにつれて、その問題はより明らかになってくると思います。
私達がこの会を作ったのも、より先進的な経営を行い、職人の居場所を
守ることにあります。
専門工事業が社会の中で担う役割は本当に大きく、もっと評価される立場を創りたい。
そう思い活動を行っています。
国土交通省もこの問題に本気で取り組んでいくようです。
私達に何が出来るのか、改めて考えていきたいと思います。
国土交通省「建設産業の再生と発展のための方策2011」について
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo13_hh_000123.html
ちきゅうにやさしい施工研究会LLPは全国の建築板金業を中心とした専門工事業がグループとなって設立されました。
技術を持った会社が環境に配慮した工法を日本中に広めるための組織です。
今年で7年目に入りますが、ここに集まる会員の皆さんは本当にまじめでいい人ばかりです!
たくさんの人に喜んでいただける仕事をしていけるように頑張っていきます。
よろしくお願いします!